江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

雪山飛孤 その7

5~6集


江湖流に言えば、淫夫淫婦がそろったってところでしょうかねえ。
こういう話は、ほんとに苦手な私。黙ってみてないでなんとかしろよ、苗人鳳。すっぱり縁を切るなり、たたき切るなり、無理やり連れ戻すなり・・・黙っていかせておいて、あとから追いかけるなんて、なんて、中途半端で歯切れの悪い男だ。
「大侠」ていう位置づけなのに、ドラマ版の苗人鳳がいまいちなのはこういうところ。
そこへいくと、大淫賊のほうが、はっきり「わたしは、アッチのほうが一番な好きものです」と立場表明してて、まだすっきりしてるかも。あと一人、福康安って大淫賊が出てきますが、こっちもやる気たっぷりだもんなあ。でも、金庸的江湖な話には何か不釣り合いな気も・・・ま、好みの問題ですが。私は、絶対昼メロなんか見ない人間ですから。
少年胡斐のほうは、将来の大物ぶりを予感される酒豪ぶりを発揮・・・しかし、平阿四とのつましい生活のどこであんな大酒の飲み方をおぼえたんだろうか。不思議といえば不思議だ。