江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

侠侶探案 その2

杜鵑啼血


 VOL.2がやってきたんですが、やっぱりなんでこのドラマが日本で出たのかよくわからない・・・

 相変わらず、夜の場面が多い話なんです。なにしろ話のネタになる宝が5つの夜光玉なもんで、昼間じゃ光らない・・・

 中華サイトの情報ではこのエピソードは第4集「杜鵑啼血」・・・鳴いて血を吐くほととぎすってやつですか?
 前回のが第9集で、今度が第4集。特に、この2つができがいいんだろうか?ゲスト見てると、他の回には日本でも多少は知名度がある劉涛とか楊恭如とかが出てる回だってあるのに。
 それに、前の話は、なんとか破案には成功したものの裏にいる巨悪には手が届かないって話だった。で、今回のはというと、司徒空夫婦と李校尉が無実の罪で5年も獄につながれた男の冤罪を晴らすという話なんですが・・・この杜威、獄にいる間に両親は悲嘆に暮れて死に、妹は兄のために辛酸をなめている。今上映中の「誰も守ってくれない」って映画みないな状況。
 これだけ聞くとよくある話なんですが、とんでもないのはこの杜威を無実の罪を着せたのは5年前の司徒空自身なんです。
 なんやかあって、兄の報仇を果たそうとした妹まで真犯人と刺し違えて死んでしまう。

 すっかり自信をなくして司徒空は、彼女の墓の前で山に引っ込むと誓うが、杜威は「これから10人の冤罪を晴らしたら、お前を許す」という。

 こんな話なんですが、どうしてこれなんですか?

 別にとりたてて「おもしろくない!!」と文句を言うほどのこともないし、「めっちゃおもしろかった!!」というほどでもない。けどなあ、全部で10ある話のうち、おもしろさでこの二つをセレクトしたんなら、後の8つはけっこう悲惨かもしれないなあ。

 ひょっとすると肝心のミステリがパクリか?「少年包青天Ⅲ」だけ見てても、金田一少年やらトリックで見たネタをそのまま使ってたからなあ・・・だとすると、日本じゃ出せなかったのかも。

 などと、ドラマの中のミステリより、「どうしてこれが?」ミステリのほうがおもしろくて、はまってしまいそうです(爆)