逃げ出すつもりがいよいよ朝廷の秘密に近づき、逃げるどころかずっと「皇帝的朋友」としていついてしまった韋小寶です。
鰲拝家の財産を没収に行った康親王と韋小寶。思い切り財宝を横領していますが、50万両ってのはいったいどのくらいの価値があるんだろ?どえらい金額を皇帝のお気に入りだからと10歳ばかりの子どもに与え、あげくに義兄弟の契りまで強引に結んでしまうお偉いさんの姿は、金庸が狙った社会批判そのものなんでしょうね。
「こんなじいさんと同年に死ぬなんてごめんだ」と誓いの言葉をごまかす小寶の気持ちはよ~~くわかります。
思いっきり首を振ってたねw
「こんなじいさんと同年に死ぬなんてごめんだ」と誓いの言葉をごまかす小寶の気持ちはよ~~くわかります。
思いっきり首を振ってたねw
四十二章経を皇太后に渡して、ご褒美にお菓子をもらったほんの子ども小寶が、おねえさん蕊初をナンパ。さっそく引っかけたのは、小寶の腕がいいのか、蕊初がアレなのかw
そういや、この四十二章経って字がときどき裏返ってたのはどうしてだろ?
そういや、この四十二章経って字がときどき裏返ってたのはどうしてだろ?
皇太后と海公公が慈寧宮で武芸の限りを尽くして戦い、そこにとうとう海公公に正体がばれていたことを知って逃げた韋小寶が隠れていて、ぐさりと海公公の背中を刺してしまう。少年韋小寶3人目の殺人ですなあ。
ここ間違えました!さす気は満々、でも未遂だった。Marioさん、ありがとうございました!!
ここ間違えました!さす気は満々、でも未遂だった。Marioさん、ありがとうございました!!
考えて見えれば、海公公は順治帝に忠心だっただけで、別に悪いことしてないのよねえ。気味は悪いけど・・・
皇太后にも気に入られ、海公公はいなくなり、皇帝とは友だち、宮廷中の大人たちがちやほやしてくれて、小寶にとっては天国のような毎日が来たわけですねえ。そりゃ、出ていく理由はないわ。
こうして、楽しく毎日を過ごしているうちに大人になった小寶と康煕なわけです。
さすがに、もう以前のようにはじゃれあえないと思う小寶、それを裏切りと感じる康煕。子どもに負けじと暴れまわり、じゃれあう姿が楽しかった。けど、この様子を見てると小寶が全く武芸ができないということはないんじゃないか・・・海公公に教えてもらったことも少しは身についてるなきゃおかしいし。
康煕の命を受けて鰲拝の様子を見に康親王家に出かけた韋小寶。思いっきり怪しげな黒眼鏡・・・韋小寶の黒眼鏡って、もう定番になったねえ。
で、もののはずみで鰲拝も殺して、4人目。
ここも違って、鰲拝を殺して、3人目。
そして、韋小寶は、鰲拝に殺された青木堂香主の仇打ちに来た天地会にさらわれるわけです。
で、もののはずみで鰲拝も殺して、4人目。
ここも違って、鰲拝を殺して、3人目。
そして、韋小寶は、鰲拝に殺された青木堂香主の仇打ちに来た天地会にさらわれるわけです。