江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

何潤東版 中華英雄

3年がかりで看完了


イメージ 1 何を今さら・・・という感じですが、やっと40集のドラマを見終わりました。
 見始めたのはもう足かけ3年前にはなるはず。宅配レンタルの悲しさ、途中でぷっつり送られてこなくなってしまった。貸し出し期限無期限、延滞料金なしってのは、借りる側にとっていいような、悪いような・・・返さなくってもいいわけじゃないけど、同じのをずっと借りっぱなしにしてもいいわけだから、在庫の少ないドラマなんかだと次に待ってる人間が困ることになるわけです。で、もろにそういう奴にぶつかってしまって、1年以上も来ないまま…もう面倒になって、中文版のお世話になってしまいました。

 話は馬栄成の劇画ですから、みなさん大抵御存じじゃないかとレビューはパス。
これより前に、游剣江湖に出てたっていうか展昭役で有名な何家劲版のドラマがあるし、郑伊健版の映画もあった。でも見たのは映画だけ。李連杰にも同じ題名の映画があるけど、どうもこれは別物らしい。見てない・・・

 映画同様、これも中国と美国を行ったり来たりする話なのに、距離感がまったく感じられないのが傑作。サンフランシスコと上海はまるで、お隣さん。

 あの安以軒がヒロインなんですが、例によってマスカラが固まってた以外はそんなにうっとうしくなかったってか、あの「雪山飛孤」よりこいつを見始めた方が早かったんじゃなかったけ(爆)
 衣装は、日本人の目で見る日本民族衣装には苦笑もしたけど、まあ大健闘。安以軒のチャイナドレスとか女性陣の洋装とか、何潤東のロングコートとかけっこうファッショナブルだった。でもさあ、やたら華英雄とかがマフラーとっかえひっかえしてるのは、2004年当時大流行してたはずの冬ソナの影響なの?

 18年後バージョンの華英雄は、郑伊健版よりずっと人づきあいがよかったんで、ちょっとほっと・・・しかめつらで45分×5集も出てこられたら、正直かなわんと思ってた。

一応スタッフ&キャスト

  武術指導:程小東
  芸術顧問:楊佩佩
  設計師:張叔平
  主要演員:
  何潤東--飾華英雄 安以軒--飾陳潔瑜
  藍正龍--飾慕 西 秦 嵐--飾木修羅
  鄭国霖--飾鬼 僕 陳冠霖--飾金太保
  劉偉華--飾金龍頭 李立群--飾金 傲

 それに、方中信@苗人鳳が無敵で出てきて、とってつけたようなラストバトルを華英雄とくりひろげてました。なんせ、ほんまのラスボスは女性陣の手で殺されたもので華英雄君、最後の見せ場がなくなっちゃって、ともだおれになりにわざわざ登場したか、特別演出方中信

 さてと、遅れてきた武侠迷には、まだまだ「何を今さら」がたまってます~~って、一人で力んでもねえ(笑)