江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大秦帝国 その3

第2集

 いきなり孝公が密使とその護衛に命じた妹の荧玉を見送るところから第2部スタート。ずいぶんぶっとばしたなあ!第5集の後半と第6集はまるっきりなかったw
 さて、ここからはまだ見てないから、フレッシュな気分で放送を見ることができますわ。

 今週分は、一言で言うなら「衛鞅(商鞅)話」
 魏国朝廷も登場し、龐涓@西毒や魏の恵王@李立群の顔も拝めました。
 公叔座は、魏王に衛鞅を重用せよ、さもなければ殺せと言い残して死ぬ。
 衛鞅は、それも知りながら、師父公叔座の墓を三年守るとして、小屋にこもる。
 衛鞅をスカウトしようとする秦の孝公も、その能力を認める龐涓も、彼をとりこもうと動きだす。
 その衛鞅にほれ込んだ富豪の女主人白雪は、彼を衛から脱出させる。この白雪を、高円円がすっきりと演じてます。私は、苏有朋版の倚天屠龍記、李亜鵬なんかの天下第一のせいで、彼女=うっとうしい女の役という固定観念ができてしまってるんですが、今回はちょっと感じが違って、一安心。
 あっという間に衛鞅と彼女は恋仲に・・・ダイジェスト版ですからw
イメージ 1

 この衛鞅の実力をみんなが探る場として、「碁会所」が出てくるんですが、まったく囲碁には知識のない人間としては、当時こんなものがあったのかどうかもわかりません。それでも、対戦者それぞれが現実の国を名乗って対戦したり、名人戦みたいにでかい壁かけの碁板で勝負をしたりってのは、珍しかった・・・ほんとにあったかどうかは知らんですが。庶民や論客が国政なんかを論じあう場にもなってるんですが、ふ~~~ん???

 墓守りをしながら、ちょろちょろ顔を出して、自分を高く売ろうとする衛鞅の思惑も見え見えな90分でした。

 さて、中文版の何集分だったのか、気になります・・・はたして、追いつけるか!