江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

書剣恩仇録(喬振宇版) その1

ついてました

 というわけで、きのう到着した「大唐游侠伝」最終分に特典映像として喬振宇版「書剣恩仇録」の第1集がついてきました。
 前に日本で出た趙文卓版は真っ二つに切り裂かれ、後半がでなかったという中華ドラマのぶつっをどうのこうの言えない日本の輸入ドラマの現状をさらしてくれましたが、今回はチャンと最後まで出してもらえるようです。なにはともあれ、それだけでも恭喜恭喜~~

 第1集45分間を見ただけですが・・・
 中文版を買おうかどうしようかと迷いつつ、結局買ってないのはあまりいい評判をきかなかったせいですが、第1集を見た限りでは、そんな悪いできじゃなかった。
 ただし、原作とはずいぶん話の運びも、一部登場人物の性格設定も変わっている。となると、これだけで中華ワールドじゃ評判は落ちてるでしょうなあ。

 どうせ第1集の冒頭で出てくるわけなんで、書いちゃうと、話は雍正帝が死んで乾隆帝が即位するところから始まります。
 で、この乾隆帝がかつて76年版で、陳家洛・福康安・乾隆帝の三役を掛け持ちした鄭少秋。いまいくつだ?歴史の本で確認したところでは、乾隆帝の即位は24歳ぐらい。いくらなんでも~~陳莎莉の太后と「親子」にゃ見えない。ましてや、喬振宇の陳家洛とはなあ~~祖父と孫っていっても通りそうだわ(爆)
「大秦帝国」の侯勇の若づくりもすごかったけど、こっちもほとんど歌舞伎ワールド(爆)しかもあれほど長い期間を演じるわけじゃないし~~無理しすぎ~
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 知った顔や名前もけっこう見かけました。
 まずは、陳家洛は日本でも出てる「鹿鼎記」の鄭克爽、「七剣下天山」の穆郎の喬振宇。
 陳家洛が出会った文泰来が玉ちゃんこと劉乃艺、駱冰の斉芳は大秦帝国の荧玉公主でした。
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 それに、太后の陳莎莉は黄暁明の「大漢天子」でも強烈な皇太后をやってた。
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 現在放送中の「大唐游侠伝」の韓芷芬をしてる路晨が李沅芷をしているようですが、まだ出てきてない。他にも、秦襄将軍の王剛、香港映画でおなじみの黄一飛、元秋、梁家仁なんかの名前も見えます。

 太后の指示で血滴子が暗殺に使われたり、文泰来夫婦が捕手相手に大々的に武打シーンを繰り広げたり、なかなかアクションも楽しかったです。
 ともかく、第1集見た限りではけっこうおもしろい・・・途中でおかしな方に転がらないことをひたすら希望してます。
 それでも、とにかく最後まで出してね~~