第２９～３０集

　人生の転機を迎えたみなさん
　まあいい方に転がったのは二人だけ。
　後は、坂道ごろごろ。

　おいたが過ぎて、とうとう楊康に殺されてしまった欧陽克。どっちもどっちなわけですが、こと穆念慈に関しては楊康はまじです。改編を重ねる前の元々の話では楊康も欧陽克といい勝負だったみたいですが、現在的楊康のただ一つのとりえかもしれません。
　とにかく彼はこれで自分の首も断頭台に挙げてしまったようなものです。

　彼らが去って、現れたのが全真教の御一行に梅超風に東邪に西毒・・・
　梅超風も桃花島の弟子に戻してもらって、退場。

　そこへ、江南七怪まで現れて、一触即発！ってときに、地下室から郭靖たちが出てきて、大団円・・・ところが、そこへ蒙古の一行が。

　郭靖をはさんで、黄蓉と華箏がにらみあっています。この勝負、義理にからまれた郭靖がなんと言おうが華箏の負け。どんなにうれしそうに「草原で待ってるからね」といったとしても、男の心が自分にないことは明明白白にわかっているくせに。前にも書いたけど、自分を好きでもない男を無理にゲットしてなんになるっていうんだ？

　ま、ともかくやっとこれでめでたく結婚できると思ったところから、奈落の底に突き落とされた気分の二人。

　しかも、　黄薬師がはっきりと「お前の息子を殺したのは楊康だ」と言わないもんで、すっかり郭靖のしわざと思い込んだ欧陽鋒。ものすごい目つきでにらんでます～偽善者劉備よりずっと似合うｗ