江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

喬振宇版書剣恩仇録 その18

33~34集 暑い、暑苦しい~

 春秋淹城、大秦直道、西遊記に大人物と他のに気をとられているうちにもう水曜日だ。
 一週間経つのは速いねえw
 
 90分使ってこの二回分で話が進んだのって、ほんのちょっとだけ。
 皇帝の約束破りを咎め紫禁城に忍び込んだ陳家洛が、あっさり忍び込んだと同じくらいあっさり乾隆に丸め込まれて、少林寺に「乾隆出生の秘密」に関わる品をとりに行く約束をしたことだけのような気がするが・・・気のせいだろうか?
 
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 うざ男余魚同の方は、袁士霄に男を追っかけるのではなくおっかけさせろと助言された李沅芷の作戦が成功しかけてます。
 視聴者だけでなく紅花会の連中までいらいら。余魚同に「お前、何考えてんだ」と迫ってます。余魚同がこれだけぐだぐだするには、名家の出身なのに江湖に身を置くことになったことへのこだわり、権力者への不満、実らなかった駱冰への想いとかいっぱいのトラウマがあって、その上にやけどで誰かもわからないほど顔が焼けただれてしまったことへの必要以上の自己憐憫・・・なんかが幾重にも重なった背景があるんですが、そういう線の細さとかこじれたプライドがまったく感じられないのよ、この人。ただ自分を憐れんでるだけの健康優良児。
 
 その分、世話焼きの二組の兄貴分夫婦がずいぶん光って見えてます。
 だいたいが文泰来はともかく徐天宏がこんなにいい男扱いされるってのは、キャスティングのミスというか、他が光ってないというか・・・
 
 ま、それはさておき
 余魚同の髪の毛、いつ伸びたんだ?砂漠で還俗宣言した時には、辮髪なしでスカーフまいてたけど、中原に戻ってきたらもう辮髪元の通り・・・韋小寶並みに鬘使ってんのかw
 
 砂漠の町での話も、狼に襲われるエピソード抜きなら、なくてもいいんじゃないか?なんかとってつけたみたいだが、後の話にいるっちゃいるのかねえ?
 
 性格の悪さを丸出しにした乾隆と元から性格の悪さを隠しもしていない于万亭が、陳家洛と紅花会を駒に権力争いを展開というこのドラマのコンセプトがむき出しになった先週分でした。
 乾隆帝、任我行みたい~~
 今週は、少林寺シーンがあるだけ、期待はしていいんでしょうねえ。
 と、暑いし、この先考えると暑苦しいんで、これだけにしときます。