今度は本番 パパ、どこ行くの?
「パパ、どこ行くの?爸爸去哪儿」です。やっぱり派手に文字化けしてたw
元ネタは韓国の番組だそうですが、普段子どもと触れ合う機会の少なそうな有名人の父親と幼稚園児あたりの年齢の子どもが一緒に中国奥地の土地で数日を過ごすという内容です。
まあ、日本でも同様の番組はやってるようです、見てないけど。
5組の父子の一組が林志穎と息子の小小志kimi。
オリンピックの高飛び込みで金メダルを取って、今は俳優をやってる田亮と娘シンディ。
俳優の郭濤と息子石頭。モデルの張亮と息子天天にプロデューサーの王志倫と娘アンジェラ。
後の3人は正直今まで知らなかった。
この子どもたち、日本でいうとちょうど幼稚園くらいの4~6歳くらい。
一年間も撮影やってるうちにどんどん育っていって、この正月の映画版では最初のころとは別の子みたいです。
なんで、これがそんなに面白かったかというと、子どもも芸能人ぞろいの父親たちも「素」なんです。
子どもたちが英名を持ってるのには「へ~~」でしたが、そんなことはどうでもいい。
5人の子どもたち、そろぞれが個性豊かでこれぞ子どもって感じがいいんです。
kimiは泣き虫、きっと大事に大事にされているんでしょう、ちょっと何かあるとすぐにべそをかいて「ぱぴ~~」とパパ小志を呼ぶ。この「ぱぴー」ってのが、流行語にもなっちゃったみたいです。
ママがいないと言っては泣き、クモが死んだと言ってはまた泣き、目覚ましが鳴ったと言ってはまたまた泣く・・・
彼よりちょっと年下のアンジェラは、最年少でとにかくわがまま。
もう一人の女の子、シンディはおしゃまでわがまま。
天天はこの中ではおとなし目でわがまま。最年長の石頭は、父親が一番のスパルタですが、そうだろうなあと納得できる腕白坊主。借りている農家の土壁をお玉で削ったりするんですからw
中国語で?蛮って言葉がありますが、まさにそんな感じ。ドラマで活躍してる子役たちとは違って、作られたかわいい子どもとかではない、ほんとむきつけの子どもそのもの。
よく笑い、よく泣き、すね、むくれ、甘え、悪いこともいいこともする無修正の子ども
この子どもたちと父親たちが砂山を滑れとか、粉だけ渡して朝ごはんを作れとか、漁に行って魚を取ってきて料理を作れとか、カバの歯磨きをしろかいうような指令を受けて、それをクリアすべく頑張るわけです。
一応、ゲーム形式になってますが、商品は朝ごはんの材料だったり、えのころぐさ一本だったりします。
番組が進むにつれて、「小妖精」だった子どもたちがどんどん人がましくなってくるんです。
父親たちも、必死で粉をこねて麺を作ったり、大蛇の飼育室に食材取りに行ったりしてるんですが、それ以上に子どもに真剣に向き合ってる姿が好ましい。
壁を削った石頭は、こっぴどく叱られ、進行役の「村長」のいうことを聞かなかった天天は、こんこんと父親に諭される。
当たり前のことなんですが、それがなんというか素直に出てくるんです。
それぞれ一人っ子でわがままし放題だった子どもたちが5人の子どもに仔山羊4匹みたいな経験を通して、子ども同士の付き合い方を学んでいく。
ホント当たり前なんですが、見てると気持ちが休まるんですわw
そんなわけで、続けて1集2時間見続ける時間はなくてもちょいちょいとつまんでみては、寛いでたわけです。
武侠でもなんでもないんで、黙ってたんですw
まあ、とうちゃんが夕食作ってる間、退屈した石頭が「練功してくるわ」と棒ふりまわしてる格好が、結構様になってましたが・・・
しかし、子どもの大きくなるのは早い。番組最初のころのkimi君。お気に入りのぬいぐるみの犬小黄は連れていけないといわれて、べそかいてますw
最近じゃ、ジミーと一緒に引っ張りだこのようですが、こんなにお兄さんです。
すでに第二季の出演者も決まったようです。
呉鎮宇、陸毅、黄磊、楊威、曹格って・・・あのフランシスが?!
また、別の興味が出てきたところです。