宮鎖沉香 つまり電影版宮
電影版「歩歩驚心」がほとんどドラマ版「宮」だとしたら、電影版「宮」はほとんどドラマ版「歩歩驚心」か?
などという、「あんた暇やね~」な理由で、見てみたわけですが・・・
いや、ほんと、旅先で暇だったw
忘れてました。
これ、于正の宮4部作の末尾だったんだ。
中味も、派手にどろどろ~およそ私の好みじゃなかった!
ま、映画なんで、とっとと終わってしまいました。
「私たち、これからは姉妹よ」と子どものころに誓った二人の宮女が、派手で勝気な瑠璃@趙麗穎と地味で我慢強く気弱な沉香@周冬雨。
九阿哥を狙ったものの遊ばれてしまった瑠璃。十三阿哥に見初められたものの、瑠璃の身代わりをしていたために名乗りだせない沉香。
というわけで、お決まりの取り違い、なりすましのひやひやどきどき・・・に、なかよしがいじめっ子に豹変のぐじゃぐじゃ
この沉香の周冬雨も「山査子の恋」のヒロインで人気を得た人なんですが、華やかな瑠璃の趙穎麗に比べると、ずっと地味な感じで配役的にはこれでいいんでしょう。趙麗穎は、華妃まがいないじめ役ですが、いまいち吹っ切れてない。ま、これからですな。
十三阿哥が幽閉される話は、クーデタ失敗、失明、幽閉と派手に展開した末のあっという間の復活。
皇帝暗殺、皇位簒奪と軍を握った九阿哥の叛乱は、四阿哥の手配りであっさり失敗 。
で、四阿哥即位の~
とまあ、ばたばたした末に、一応ハッピーエンド。
恋にまっしぐらな十三阿哥は于正お気に入りの陳暁、腹黒皇子九阿哥は朱梓驍。この人は、于正版神鵰侠侶のイケメンフビライの人ですな。
政治家四阿哥は、陸毅。
最初と最後に、宮女の監督役の太監役で張衛健が出てましたが、この人、なんでいつも于正のドラマや映画にこういう出方するんだろ?
そういや、これにも八阿哥は影も形もなくて、太子が九阿哥の罠に引っかかってました。八は使いにくくて、太子は手ごろということかw
この前の「歩歩驚心」とこれとどっちがいいかといえば、迷子的には果てしなく「宮」だった「歩歩驚心」電影版でしょうなあ。あっちは男の足の引っ張り合い、こっちは男も女も足の引っ張りあい・・・ドロドロ度の低いほうがよいわけですが、ま、お好み。
この映画、どうもきちんとした演員表が見つからないんで、パス。そのうち見つけたら付け足すかも。