江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

射鵰英雄伝2017年版 その2

5~8集

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 蒙古草原で大活躍、華箏の婿に決まって、中原に戻ってくるところから、黄蓉との出会い、楊康・穆念慈登場、趙王府での騒ぎ、楊鉄心が趙王妃が包惜弱と気づくまで。
 
 とにかく展開が早い。李亜鵬版では11集ぐらいのところが8集分に収まってます。
 
 最初のころのストップモーションの使い過ぎも影を潜めてきて、こっちのテンポもよくなってきました。
 
 主人公4人がそろいました。全員、知らぬ顔だと思ってましたが、そうでもなかったです。
 
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 郭清の楊旭文は、青雲志の青龍使。
 
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 黄蓉の李一桐は、途中で投げ出した半妖傾城のヒロイン。
 
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穆念慈の孟子義は、武神趙子龍でヒロインの侍女石硯をしていました。
 
 
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楊康の陳星旭だけは、私的にはしっかり見た記憶がないですが、山査子の恋に出てたそうです。
 
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 李一桐が90年生まれなのを除くとみんな撮影当時21歳前後のほんとに若いユニットです。李亜鵬版の時に主人公たちが年行き過ぎという非難があったのを思い出します。
 
 活きのいい主人公たちの活躍が楽しみ・・・といっても、ドラマは今のところほぼ原作通りに展開してます。安心。
 
 配役とキャラも、まあ大外れはないようです。ただ、楊康はそこらの鼻持ちならないお坊ちゃん、欧陽克はピラピラしたそこらのあんちゃんとしか思えず、これからの展開がちょっと気にかかる。そこらにいっぱいいたら、まずいよなあ・・・
 
 見る人によっても違うでしょうけど、私には張紀中制作の一連の金庸作品の後、納得できる新作ドラマがなかったんですよね。于正の笑傲江湖、神鵰侠侶は両方ともトンデモドラマ。頼水清の天龍八部はミスキャストにひどい衣装、その上金庸先生自身による改編のせいもあって、泣くに泣けない感じ、同じく頼水清の鹿鼎記はこの三つに比べるとずっとストレスなく見られたものの、7人の嫁さんに7人の美女というわけじゃなかった。
 
 正直言って、今回もまあたいして期待はしてなかったんですが、いい意味で裏切ってくれたようです。
 次回も楽しみ!