江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

遠大前程 その1

1~14集

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 1920年代の上海を舞台にしたドラマ。
 監制、脚本、主演を陳思誠がしています。軍師聯盟の呉秀波もそうでしたが、中国の俳優は制作サイドでも活躍する人が多いですね。逆もまた・・・で登場してしまうスタッフが多いのも中華風。cf:琅琊榜
 
 上海に行ったきり消息の絶えた兄貴分を探しにやってきた洪三元。母ちゃんと呼ぶな「美人」と呼べという母親紅葵花、要領の悪い弟分の斉林を伴って上海には来たものの。兄貴分厳華はなかなか見つからない。
 
 斉林と二人、インチキ賭博をやって小金を稼いでいるところを地元を仕切っている永鑫公司の縄張りを荒らしたと捕まってしまう。斉林は人質にとられ、小指を切られてしまう。彼を助けようと必死で手柄を立ててくる洪三元。
 
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 舌先三寸で次々と難関をクリアして、洪三元は永鑫公司に入り込んでいく。その後ろにくっついていくけど、要領が悪いのでひどい目に合う斉林。
 
 洪三元が永鑫公司大老板霍天洪からもらった賭博場に現れた一爺と名乗る男装の林依依とその仲間たち。
 永鑫公司のライバル八股党にも拘わり、それぞれの租界を仕切っている裏社会にも関わっていくことになります。
 
 やっと再会した厳華は共産党にスカウトされ、上海の裏社会を仕切っている永鑫公司や租界の有力者たちと対立している。
 
 上海警察の徐局長が斧頭幇の汪雨樵に殺され、それにも巻き込まれる洪三元たち。
 
 とにかく黙っていてもトラブルを引き寄せるタイプ。でも、人には不思議に嫌われなくてまさに韋小寶。
 
 洪三元と斉林は、商会于杭興の令嬢夢竹と知り合い、二人ともが夢中になる。機転の利かない斉林は洪三元にかなわない自分をなんとかしようと考えてる。
 林依依は口ではさんざんに言いながら、洪三元に好意を持ってるのが見え見え。
 
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 話は、上海灘に偽装者を足して、鹿鼎記をミックスしたような感じです。
 
 全体を仕切っている陳思誠は私には唐人街探案の監督としてのイメージが強いですが、俳優としても活躍しています。
 
 今回は巾帼大将軍でも共演していた袁弘や妻の佟丽娅と言ったメンバーと共演していますが、それ以上におじさんたち老戯骨の顔ぶれがすごい。厳華で冨大龍が出てる、そのうち劉昊然も出てくる、ゲストで郭京飛が出るというのもキャッチーなんですが、そんなことが吹っ飛ぶほどのすごいメンバー。
 
 まずは永鑫公司大老板霍天洪が倪大紅(司馬懿@三国)。
 
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 すぐにカッカとブチ切れる武闘派の二老板張万霖が劉奕君(謝玉@琅琊榜)。
 
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 穏やかな表情で苛烈なアイデアを出してくる「インテリやくざ」風な三老板陸昱晟が趙立新(洪七公@2017版射鵰英雄伝)。
 
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と、バラでもすごいのに三人そろってるとすごい迫力。
制作発表でもこれだものw
 
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 その上にまだまだ出るわ出るわ。ここまでに出ていた人たちで私の知ってた範囲。
 
 于杭興が杜志国(あえて毒神冷一楓@大旗英雄伝)。
 
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 厳華を共産党にスカウトした梁興義が成泰燊(墨淄侯@琅琊榜之風起長林)
 
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 汪雨樵は劉亦名(擎蒼@三世三生十里桃花)
 
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 洪三元の仲間拐爺には張双利(清虚道長@花千骨)真ん中↓
 
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 おもしろいドラマだし、袁弘がこれまでとは全く違ったキャラを演じているのも見どころなんですが、もうおじさんたちの顔ぶれが楽しすぎてw
 
 これはおじさんたちを楽しむドラマですね!<ほんとか?