１１～２０集
先週分です。どうもこのドラマ、配信のない日が長くて困惑してしまいます。ともあれ、月始めからブログ更新できるのはよいことです。７月は６月に低調だった分を取り返せるといいんですが・・・
予想通り、顧九思と柳玉茹周辺に次々と難題が降りかかります。けっこう調子よくそれらを切り抜けて、絶好調だった彼らですが、とうとう大嵐に巻き込まれ、人生がひっくり返ることになりました。
彼らの住む徉州では、顧家をはじめ、葉家などの有力な一族を滅ぼして、徉州の実権を握ろうとした徉州城節度使王善泉が洛子商にたきつけられ、兵を起こします。狙われた顧家では徉州を脱出し、情勢の安定している悠州に一家眷属を上げて、財産も持てるだけ持って移住しようと計画。しかし、それが間に合わず、王善泉と息子王栄の軍に囲まれてしまいます。
この挙兵によって、顧家や楊家、柳家など徉州の主だった家が根こそぎにされ、ほとんどが殺されてしまいます。
そこから、ようやく脱出した顧家のメンバー。別行動をしていた顧九思と柳玉茹は、命がけで徉州を脱出、砂漠を超えて悠州へと入ります。
洛子商がなぜここまで悪意を持っているのかとかの背景の一端が出てきました。もっとも彼に利用されていると自分では思っていない王善泉は、自分の息子が人質にされてもあっさりと射殺させてしまうような人物でどっちもどっち。
この事件で、柳玉茹の父親は殺されてしまいます。顧九思の父親は殺されたと伝えられ、柳玉茹の実母は逃げる途中で死んだと厚かましく割り込んできた父親の側室張月儿が伝えてきますが、この二人、ほんとうに亡くなっていますかね？
死んだと思っているキャラが実は生きてるパタンがありそうなドラマ展開です。商売は妻に任せて飄々としているようで、実は・・・という沙溢の顧朗華、好きなキャラなんで、もうちょっと出てきてほしいです。
それにしてもよく似た父子です。
悠州にやってきたものの、国中が不安定となり、続々と避難民が押しかけてくる状況で、徉州での暮らしをそのまま持ち込むことはできないと判断した顧九思と柳玉茹は、ついてきた従業員たちに金を分け与えて顧家を解散、財産のすべてを悠州の防備にと寄付してしまいます。
そして、柳玉茹は新たに化粧品の店を興そうと奮闘。顧九思は節度使范軒と将軍周高朗に頼んで、県衙の衙役になります。財産の全てを寄付した功労を盾に、どんな高位の役職を要求されるのかと構えていた二人は拍子抜けしています。
顧九思には彼なりの思惑があるわけですが、このことで彼への評価が上がっています。
ということで、衙役となった顧九思が仲間たちに胡乱な目で見られながら、これからどう自分の力を発揮していくのか？化粧品の店を始めてみたら早速商売敵に狙われた柳玉茹はどう窮地を脱するのか？なんですが、この化粧品の店の話、最近「春閨夢里人」で同じエピソード見たばかりです💦商人としての力を伸ばし、顧家の商売を義母から譲られた彼女ですが、商売方面でのエピソードにはあまり期待しない方がいいのかなぁ。
徉州だけでなく、各地でも戦乱が起き、悠州を守る節度使范軒と軍を率いる周高朗はなんとかして悠州を守ろうと苦心しています。この周高朗の息子周燁と顧九思は意気投合、柳玉茹も交えて、義兄弟の契りを交わしています。もっとも范軒の息子の方は、悪人ではないけど考えが足らないおぼっちゃまでこれからいろいろやらかしそうですｗ
同時進行で見ている「雪鷹領主」に比べると、アクションシーンとかは少ないんですが、どうもストーリ展開的にはこちらの方がエキサイティングに思えます。場面の展開だけでなくメインのキャラにメリハリがあることがその理由かな？最初の出だしは「なんじゃこれ？」でしたがｗ
柳玉茹の商売の行方、顧九思の狙いはもちろん、妹を捉えられて王善泉に取り込まれてしまった葉世安はどうするとか、洛子商の本当の狙いは何かとかいう部分と合わせて、これからは国をかけての攻防も始まりそうで、それも楽しみです。
恋愛ドラマ苦手な人間が結構楽しく見ているのは、恋愛のあれこれを誇張して描くラブコメや昼メロ的なドラマではなく、基本は主人公たちの成長を描いていて、その中で恋愛要素も描かれていく形だからでしょうか？
しかし、ほんの一時勉強しただけの顧九思が、郷試で首席合格解元となったのには驚きました。いくら郷試とはいえ、字が下手でしかも間違えてたら、まず合格できないんじゃないかと・・・その解元、「在下李佑」でも登場してきましたが、よく登場してくる状元ならともかく、解元？やっぱりこの二つのドラマには因縁があるな～と変なところで感心してましたｗ
