張智霖版 射雕英雄伝

94年版ということで

お留守番的ＤＶＤの日々も昨日でおしまい。
明日は、五覇崗集会です♡

张智霖、朱茵版の射雕英雄传でした。
胡歌版を見てすぐだったせいか、「古さ」がずいぶん目についた。
この前のもっと古い梁朝偉の「倚天屠龍記」はそんなに気にならなかったんだけどなあ。

これも、ほとんど原作どおりに展開するわりと地道というか手堅い感じのストーリー展開なんだけど、終りになってずいぶんプラスアルファが出てきた。
第二次崋山論剣で、西毒ｖｓ東邪、南帝、北丐が闘ったり、拖雷の率いる蒙古軍の襄楊攻撃の部分が詳しくなってたり、時間調整をしたんでしょうなあ。

ひどかったのは、一昔前のファミコンのＢＧＭみたいな音楽（ひとつは絶対ＤＱかＦＦの海の場面のＢＧＭだったぞ）。これが、盛り上げようとしてか「いい場面」でどど～～んとボリュームアップするたびに、見てる私はぞぞ～～～と引くわけです。

不思議なのは、登場人物の顔立ちがよく似てる人が多いこと。
左から、楊康、拖雷、裘千仭なんですけど、よく似てません？

今回はきっちり主役の郭靖（张智霖）も含めて、みんな、あごがっしり。それで、長い顔の人がいっぱい。なんか、見分けにくい。
ぼんやり李亜鵬版、まったり胡歌版って気がしてるんだけど、张智霖の郭靖は、苯とか儍とかでなくって、切れは悪いけど「思慮深い」って感じ。見た中では、一番賢い郭靖だった。朱茵の黄蓉は、一番邪気があって、結構好き。
楊康の罗嘉良は、けっこう「おじさん」。そのわりに、周伯通とか裘千仭とか黄薬師とかがやたらに若くて、どっちがおじさん世代でどっちが若者世代か見分けにくい・・・瑛姑なんか白髪じゃないんだから
穆念慈は、当時の新人だったらしいけど、別にきれいでもなければ演技がうまいわけでもなく、こんな魅力のない配役は初めて。(脚本上もそうなんだけど）なんで、この人に楊康がほれたのか、さっぱりわからない・・・

そういえば、黄暁明の「新上海灘」のＤＶＤ、10月初めにリリースが決まったんですね。
これで、落ち着いて見られることになりました。うふ。