江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

木乃伊3龙的诅咒

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」


李连杰と黄秋生が出てるってんで、見に行ってきました。
まあ、なんというか、なんでもありね。
でも、なんで李连杰でなきゃいけなかったのか、どうして黄秋生はこういうけったいな役をしたがるのか、最初に出てきた刺客はたしかに呉京だよなあ、でもクレジットなかったよなあ・・・などと、チャイナ方面でまずひとしきり首をひねる。
次に、エブリン役はレイチェル・ワイズじゃないのね。新しいエブリン役の女優さんだけがしっかり20年分年をとってたなあ。ブレンダン・フレーザーはまんま。息子が出てきて、親子で大活躍ってのはインディ・ジョーンズといっしょ。スターウォーズといい、ロッキーといい、もう新しいシリーズ開拓するエネルギーなくしたんでしょうか、聖林映画界は、とも首をひねる。
ストーリーはハムナプトラですから、ハムナプトラなストーリです。説明するのも、大人げないような気がするくらいなのでパス。
CGだけは、とにかくうまい。ちょっと雪崩が軽かったような気もしたけど、生き物のCGは、しっかりしてた。どっかの電視劇とは比べ物にならんわ…
中国語と英語の両方が使われてたのに、杨紫琼と梁洛施の親子が命の瀬戸際で会話するところから突然英語でしゃべってんのが、へんてこ。
とか、兵馬俑が小さくはないかとか、いつ作った万里の長城なんだとか、キングギドラもどきはともかくもう一つのはなにもどきなんだとか、首ひねりつつ、ポップコーンで胸焼けしつつ、一人突っ込みな2時間でした。
肩こらなくて、面白かったけどね。

アンジェリーナ・ジョリーの新作「ウォンテッド」の予告編が出たんです。死んだ父親は実は超能力をもった暗殺者で、その代りにスカウトされた「純朴な青年」がお姉さまやら老師の指導で一人前の暗殺者になってくという話らしいです。でも、これって、武侠ストーリじゃないの?弾道を捻じ曲げるって超能力のかわりに、なんかの武功か流派をいれたら、まんま武侠話。チャウ・シンチーの「功夫」だって、このノリでしょうが。ちょっと、興味。

そういえば、五覇崗集会やらなんやらで、「功夫之王」の書き込み忘れてた。まあ、もう皆さん書いたあとだから、パスね。でも、やっぱり、英語のセリフはいやだった・・・帰ってから、ネットで中国語版もう一回見たやつです。