江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

太子妃昇職記 その2

13~28集

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 とりいそぎ記事アップしますが、ミスってたら教えてくださいね~

 蘭陵王もどきの海報です。このドラマで、この程度気にしてたら見てられませんね。けど、これ見て、古装劇だと分かるもんですかね?

 張芃芃は実家張家の持つ兵力を背景に強引に押し付けられた妃だし、ずっと好きだったのは彼女の遠縁の映月だし、九王はむかつくライバルだし・・・と張芃芃を殺させようとした皇帝。ずっと張芃芃が好きだった九王は、恋敵と政敵がごっちゃになって、皇帝に反感を持っている。
 それに、妻の映月を皇帝に横取りされた趙王、かっこいい九王に惚れている楊将軍の息子楊厳、この男たちを中途半端に女の張芃芃が結び付けて、張家、楊家・九王の反皇帝グループを作るものの、計画は失敗。

 皇帝としては、皇后張芃芃がどこまでこれに関与しているか気にしながらも、次第に彼女に惹かれていく。

 張芃芃の方では、映月から偽妊娠事件とか次々に追い落としを図られるものの、いつの間にか皇帝の子どもを妊娠。
 息子が生まれたことで、母親の意識が生まれ、男から女へと心情が移ってくる。タイムスリップして以来、内心は男の声、人に向かっては女の声があてられていたのも、だんだん男声が減っていきました。
 それにつれて、彼女にも皇帝への愛情が芽生えてきたものの、皇帝を排除するという約束を確かめてくる九王には安心して約束は守ると答え、板挟みになってます。

 皇帝が大臣たちの反対を押し切って自ら北伐に行くというのを、チャンスと考える九王。万が一のことを考えて、小さな息子を後継者と指名し、母である張芃芃に朝廷の運営を教え込む皇帝。

 いよいよ皇帝がちょろっとしかいない軍を率いて、戦争に出かける。早速刺客に襲われる皇帝を助けたのは、妻を横取りされて恨みを抱いているはずの趙王だった。

 というところで、28集。息子可愛い。
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 うにゃうにゃやっていた映月は、2度名前を変えて元のさやに納まった挙句にとうとう皇帝から追い出されてました。これも予算があったら、別の女優が派手に出てきたんでしょうな。

 他にも九王と楊厳が手をつないで現れたり、ダンスシーンがあったりとBL要素もふんだん。

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 けったいな衣装に、けったいな設定だけみるとギャグ満載のコメディに見えます。
 でも、張芃芃の心情の変化とか、九王と皇帝の公私ともにのライバル関係、皇帝の兄にあたる趙王と皇帝の関係は、しっかり表現されているんですよね。ペンキ塗り立てのセットに安物の布切れひらひらさせたインテリアの中、けっこう重たい話が続いています。
 今回の見どころは、やっぱりこの張芃芃という女性を自分自身として受け入れると決意した場面だと思います。

 しかし、この皇帝の中の人、やっぱり筋肉自慢の人らしく、始終服脱ぐのよね~
 ドラマの性格上、キスシーンやベッドシーンも結構出てくるんだけど、とことんまで行かないのはまあお国柄仕方ないでしょう。

 それでも、梅長蘇の書斎だったセットでベッドシーンが撮影されたことに、穢された~~とか言っている琅琊榜ファンもいるみたいで、まあご苦労さんなことです。