蔵地密嗎 1~8集 また短っ!!
配役も主人公卓木强巴の何潤東以下、そこここで見かける人も多く、大規模な西蔵ロケもしたようでお金はかかっている感じです。
ストーリは、西蔵の伝説の宝を追うというものです。筋肉ムキムキの何潤東に、もっとムキムキな晋松が敵役莫金ですから、アクション要素もたっぷり。
卓木强巴は紫麒麟という伝説の生き物を探している研究者。彼のところにその紫麒麟の写真が送られてきたところから物語が始まります。卓木强巴は実は伝説の帕巴拉神庙を守ってきた一族の後継者であることを父親から知らされ、写真の送り主唐敏、父親の義兄弟の亜拉法師と共に唐敏の記憶をなくした兄が写真を撮ったところへと向かう。
三人に合流する戦闘のプロ、呂竞男と岳陽。いかにも温厚そうな亜拉法師が実は彼らの師父で、最新ITもなんでも使いこなすそっちの方面のプロだというのはおもしろかった。
この五人を次々襲ってくる宝を目当ての莫金一味とのカーアクションやら殴り合いやらは、なかなか派手。
莫金は強巴の父親を捕え、彼に帕巴拉神庙の宝を探させようとさせるが、結局父親が殺されてしまう。
ここから、強巴の義理の弟張立も合流、一同は法師と呂竞男の特訓を受け、戦闘のプロ化。
だいたいこれで、話のベースができた感じ。
後半4集では、舞台は南米コロンビアに。帕巴拉神庙の謎を解くためには、そこの庫庫尔族が守っている宝が必要だということですが、さすがにコロンビアロケはしてないな。象山の人工林でしょう。
ともかくここでも、宝と強巴を追ってきた莫金一味との石斧からヘリやらミサイルやらまで登場した戦闘シーンの結果、庫庫尔族の聖地は崩壊。一騎打ちしたものの莫金には呼ばなかった強巴だが、莫金は謎の黒幕に強巴を殺すなと言われているので、彼やその仲間には被害なし。巻き込まれて多数の死傷者を出した上に、聖地を無くした庫庫尔族のみなさんがお気の毒。
これは原作がもう10冊も出てるそうだし、これも続編決定的かな?なんでも映画も作られるということですが、確かに映画向きの派手なドラマでした。西蔵の自然や空気感は美しかったし、面白かったです。
しかし、これも導演、撮影、動作指導も韓国のスタッフなんですよね。最近の彼の地の動向考えると、どうもようわからん??
演職員表
何潤東 飾 卓木強巴
李純 飾 唐敏
范世琦 飾 岳陽
牟星 飾 呂竞男
沈建宏 飾 張立
晋松 飾 莫金
譚凱 飾 唐涛
馬東延 飾 亜拉法師
李智雪 飾 巴巴兔
出品人 張勇、楊偉東
制作人 邵遠
監制 楊振
導演 曹東吾(韓)
撮影 金栄号(韓)
動作指導 梁吉英(韓)