第二季 1~20集
ちょろちょろ見るはずが、アクセル入ってしまったw
このシリーズ、第2季に入ってめちゃくちゃ面白くなった。幻城みたいに始めのが大したことなくて、第2季は見違えたとか言うんじゃなくて、もともとおもしろかったのにさらにグレードアップ。
人民的名義とか大秦帝国之崛起とかも今年大はまりしたんですが、このドラマのジェットコースター感覚にはまた違ったはまり方をしてしまいました。
第1季では、霊魂を見ることができる主人公の夏冬青はコンビニで働くパッとしない学生で、店長実は灵魂摆渡人の趙吏に振り回されながら、さまよう霊たちを冥土に来る手助けをしていた。赤い月が出たら、また会いに来ると趙李が去って行ったのが、第一季ラスト。
霊に対しても堂々対応し、すっかり成長した彼は新しいバイトのバーテンダーとして働き、娘たちから「あの子、かっこいいね」と言われるようになった。
そんな彼の元に再び趙吏と小亜が姿を見せるのですが、今度は小亜は本体の九天玄女として登場、第一季のテンションは高いがただの大学生だった存在から人間にはない力を持つ天女に変身です。
夏冬青は男の精気を吸い取る女妖に襲われて、命を失い、趙吏の契人として9×9=81人の霊魂を冥土に送ることで「死人」でなくなるということになる。
この夏冬青の成長と小亜の変身、コンビニへ霊魂たちが寄ってくるという「待ち」の設定から、趙吏と九天玄女と三人で借りた豪華別荘の家賃を払うために、除霊の仕事をすることになったこととかで、話の幅がぐっと広がりました。
そして起こる事件も地縛霊やら恋人や妻から離れられない霊魂と言った話だけでなく、鬼子母神だのが出てきたし、白蛇伝説や倩女幽魂をベースにした話や現代の事件につながる清代の事件、異星人、タイムワープと種々さまざまに。ただ、こういう事件の一つ一つがバラバラにあるんではなく、第三季には一気に回収される伏線ではないかと思われます。
それに、趙吏や九天玄女の抱える秘密、冬青のまだ本人も知らない秘密とかも第三季なんでしょうね。楽しみです。
第二季も20集なのに、19集で「to be continued」
20集は番外編ということですが、ここまで見てきて一番不気味な話でした。霊魂も何にも出てこないんですけどね。
配役は第1季と同じですが、場面が過去の世界になったり、伝説に引き込まれたり、冬青はさんざん霊やらなんやらに乗り移られたりするんで、中の人は大変です。
馬可や楊紫、張那といった今よく見かける人気の若手も、ベテランの黒子とかが出ていますが、今回のびっくりは第一季に続いて五公子の巨興茂。このドラマの導演でもありますが、この人、李亜鵬版の笑傲江湖の桃実仙!なつかし~~~!!
ちなみにこの場面は第一季で、客に自分自身を食べさせる料理店の話。
桃谷六仙を知らない人がいるといけないので、それはこちら
もういろんなところで楽しませてくれるんで、おもしろくてたまりませんわ。
もうこうなったら、即第三季に突入です。